みなさん、はじめまして。議員応援メディア「PublicLab」(パブラボ)の編集長を務める、株式会社Public dots & Company取締役の小田理恵子です。私は2019年5月まで川崎市議会議員を2期8年、務めてきました。富士通で業務改善システムを中心に、システムコンサルタントを長く経験し、政治の世界へと飛び込みました。
民間企業から政治の世界に飛び込んで驚いたことがあります。それは、「地方議員の中に、能力も高く、目を見張るような活動をしている人たちがたくさんいる」ということ。でも、こういう人材が普段、メディアに登場することはありません。地方議員が報道されることがあるとすれば、何か不祥事を起こした人が現れたとき、くらいです。その度に、地方議員=胡散臭い人、というイメージが社会に刷り込まれていきます。
私たちがPublicLabを創刊したのは、人知れず汗を流し、社会のための働く彼・彼女たちに光を当てて、「頑張る議員を応援したい!」との想いから、です。民間も政治も経験した私たちだからこそ、できることだと自負しています。
今回、PublicLabの創刊に当たり、巻頭インタビューに3名の議員に登場してもらいました。1人目は官民データの活用に精通する横浜市会議員の鈴木太郎氏。日本で1、2を争う政策通の議員です。インタビューを通じてわかったのは、一見クールに見える鈴木氏が政策を実現するために、行政や市民、すべてのステークホルダーの思いを汲み取り、裏で汗をかく姿でした。
2人目は広島県議会議員の出原昌直氏。同氏は伊藤忠商事から独立・起業し、その後、瀬戸内エリアで観光産業を展開する「ディスカバーリンクせとうち」の代表を務めながら、地域に推されて県議になった方です。福山、尾道という地方都市から見える地域経済の未来に対する温かい眼差しでした。
そして3人目は相模原市議会議員の五十嵐千代氏。彼女は舞台女優出身という異色の経歴。誤解を恐れずに言えば、女性というだけで票を取っていると思われがちですが、さにあらず。市民とのコミュニケーションは非常にクリエティブで、その創造性を活かして相模原市を動かしています。
議員応援メディア「PublicLab」は、地方議員へのインタビューに加えて、政策レポート、政策提言などを今後、積極的に発信していきます。
PublicLab 編集長 小田理恵子