そうした変化を引き出したのも、有権者の声を代弁する立場の本目さんがいたからでしょうね。

 

そう言っていただけるととても嬉しく思います。

普段活動している時も、選挙の時も、私は知らなくても、「ママが応援している」とか「ブログ読んでいます」とか声をかけられることが多いことを実感しています。若い世代の投票率は低いですが、私自身がずっと待機児童や子育てに関する情報をずっとブログで発信し続けてきたことが良かったみたいです。

 

今後に向けてさらに抱負を。

 

はい。地元台東区議としては、さらに住みやすく、若い世代の声を行政に届けていければと思います。ウーマンシフトの取り組みでは、「女性議員を10倍に増やしたい!」という思いを持って、取り組んできたので、さらに仲間を集めて新しく地方議会にチャレンジしてくれる仲間を増やしていければと考えています。

 

 

(インタビュアーより)

本目さよ議員は、インタビュー中の口調も穏やかで、たおやかな雰囲気の議員さんです。

しかし、柔和であることは弱いことか?と問われればそうではありません。

本目議員の高校時代の疑問、学生のころからの研究、民間企業での制度設計、そして政治の世界での社会変革・・・すべてが繋がり結果を出しています。それを本目議員に投げかけると「そんなに繋がっていないし戦略的にやってきたわけではない」と笑います。

気負わず、その時感じた疑問をそのままにせず、何かしらの手段をもって変えていく。彼女の政治姿勢は、まさに「柔よく剛を制す」という言葉が当てはまるような気がします。

本目議員には、これからも、物腰柔らかに社会に立ちふさがる硬い岩盤に穴を穿っていって欲しいです。

 

 

プロフィール

本目さよ(ほんめ・さよ)

台東区議会議員

「政策を実現できる女性議員を増やす」ことをミッションとする超党派若手女性議員ネットワーク「WOMAN SHIFT」代表

大学にて心理学を学び、その後研究職を目指し大学院に進学し、「母親の育児ストレスと、父親の情緒的サポートの関係」をテーマに研究を行う

研究を続けるうちに「実際に暮らしている社会はどうやったら変わるのか?」と考えるようになり企業から社会を変えるべく、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマートに入社。同社にて女性や家族が働きやすい環境整備のための各種制度を策定する。

社会を変えるためにと2011年に台東区議会議員選挙に立候補し初当選。現在3期目。

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